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卵子提供説明会

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当院について

コウノトリ生殖医療センターのご紹介
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医師紹介

賴興華院長、王懷麟副院長、謝佳琳医師、李孟儒医師
 

月曜日, 10月 30, 2017

卵子バンク(凍結卵子)と新鮮卵子の違いについて

当院、コウノトリ生殖医療センターで卵子提供治療を受ける場合2種類のプランがございます。
一つは卵子バンクプラン、もう一つは新鮮卵子プランです。

卵子バンクと新鮮卵子


卵子バンクの場合、ドナーの女性は既に全ての検査を終えて卵子の採卵まで完了しており、卵子を当院で凍結保存しています。受精可能な状態まで成熟した卵子の数は、平均10個以上です。

事前に卵子の数がわかるというメリットがあり、またドナー側の都合で採卵が延期になってしまい移植ができなくなるということもありません。政府の審査を通過し、奥様の検査に異常がなければ、すぐに移植に入ることが可能です。

受精の際に凍結保存していた卵子を融解させる必要があり、その際の生存率が100%ではないというリスクが有りますが、当院での融解後の生存率は平均92%となっています。

新鮮卵子の場合、ドナーの女性は検査を終えてはいますが採卵はまだ行っていません。
ご夫婦とのマッチングが完了した後に採卵を行い、卵子の凍結をせずに受精を行います。採卵時の卵子の個数と、採卵後に受精可能な状態まで成熟する個数がわからないというリスクがあります。

また、採卵治療に入った後に満足な数量の卵子が採取できないと医師が判断した場合、その周期での採卵が中止となる場合もあります。また、ドナーの仕事が忙しい時期であったり、学生の場合は試験前であったりした場合に、ドナー側の都合ですぐに採卵に入れない場合もあります。

メリットとしては、卵子の凍結保存を行わないため融解時における卵子の損傷のリスクがありません。
卵子バンクと新鮮卵子のメリットとデメリット
卵子バンクと新鮮卵子のメリットとデメリット

特に海外からいらっしゃるご夫婦にとっては、治療の計画が立てやすい卵子バンクはメリットの大きいプランとなります。しかし、凍結融解のリスクに対しての不安はあるかと思います。

当院では、日本の桑山博士が開発したガラス化凍結法という技術を用いて、2009年11月に初めて凍結融解卵子での出産に成功しました。以下に示すのはコウノトリ生殖医療センターでの2015年から2017年4月までの凍結卵子の融解後の生存率、受精成功率、グレードの良い胚盤胞までの発育率です。融解後の生存率は92%以上となっています。

当院における融解卵子の生存率、受精成功率、発育率
当院における融解卵子の生存率、受精成功率、発育率
表の右側は、ドナーからの提供卵子での各項目の成績です。
当院の厳しい審査基準を通過したドナーということもあり、全ての項目で当院平均を上回る数値となっています。

卵子を10個採卵できた場合を考えると、融解後に9個の卵子が生存し、6個の卵子が受精卵となり、5日間の培養を経て3-4個の胚盤胞があれば90%の方がお子様を授かることができています。

では、新鮮卵子と凍結卵子に差はあるのでしょうか。

以下のグラフは党員の統計における両者の比較です。
受精率が79%と76%、3日目時点で良好な状態まで発育した胚盤胞率62%と56%、5日目時点で良好な状態まで発育した胚盤胞率65%と62%となっています。

卵子の凍結融解技術の進歩と、当院の胚培養士に対する厳しい技術研修もあり凍結融解による影響は数%のみとなっています。
新鮮卵子と凍結卵子
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コウノトリ生殖医療センター2017年10月福岡説明会

こんにちは、コウノトリ生殖医療センターです。
先日、当院は日本の福岡県で治療説明会を開催いたしました。

説明会会場

当日はあいにくの雨模様でしたが非常に参加率が高く、お申し込みいただいたご夫婦のほとんどの方にお越しいただけました。

今回は、当院の副院長王先生が初めて講演を行いました。
王先生ご夫婦自らが13年間不妊に悩んだ末にお子様を授かることができたエピソードや、王先生が担当し、当時最年長の卵子提供による出産となった57歳のお母さんの実話の紹介なども交えて台湾の、そして当院の卵子提供治療についてご紹介をいたしました。

57歳のお母さんのお話は、先日ブログでもご紹介させていただきました。
よろしければ、こちらもご覧ください!

57歳で母親に、33年間の努力の結晶


説明会後の医師との個別相談も、参加受付の時点で定員を超える程のお申し込みをいただきました。皆様が、真剣に卵子提供による治療を選択肢の一つとして検討されているのだと強く感じました。

これからも、限られた説明会の時間の中で少しでも多く日本の皆様が知りたい情報をお伝えできればと思います。

今年の治療説明会は11月の東京説明会を残すのみとなりました、来年以降もコウノトリ生殖医療センターは日本で卵子提供の説明会を開催予定です。
卵子提供だけではなく、精子提供や胚盤胞の染色体本数異常などを調べて流産率を下げられる着床前スクリーニング(PGS)なども当院で受診が可能です。

よろしければ、一度当院の治療説明会ご参加いただくか直接メールでお問い合わせください!
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木曜日, 10月 26, 2017

台湾での卵子提供治療時に記入する四親等表について

前回、コウノトリ生殖医療センターで卵子提供治療を受ける際の流れをご紹介させていただきました。
コウノトリ生殖医療センターでの卵子提供治療の流れ

この中で、初診までに「四親等表」の準備が必要と説明いたしました。
今回は、この四親等表について解説いたします。

台湾での卵子提供/精子提供は人工生殖法という法律により、患者様とドナーを守るための様々な規定が設けられています。

この四親等表は、卵子の提供を受けるご主人とドナーの間に血縁関係がないかを確認して予期せぬ近親間での生殖補助医療の実施を避けるためのものです。

ちなみに精子提供治療を受ける際にも四親等表の提出は必要となり、その場合は精子の提供を受ける奥様とドナーの間の血縁関係を調査するための書類となります。

以下のような当院所定の書式がございます。
こちらの親族の欄に氏名をご記入いただくだけですので、親族の戸籍謄本などの提出は不要です。親族に連絡が入ることもございませんので、治療を受けることを知られることはありません。

記入すべき内容をメモして持参いただき初診の際に当院で記入していただいても構いません。
卵子提供を受ける際の四親等表サンプル
卵子提供を受ける際の四親等表サンプル

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コウノトリ生殖医療センターでの卵子提供治療の流れ

今日は海外の方が当院で卵子提供治療を受ける際の基本的な流れをご紹介いたします。

台湾の卵子提供は2007年に制定された人工生殖法の規定により、治療を受ける前にご夫婦が政府の承認を受ける必要がございます。

そのため、通常の治療より少しだけ複雑なステップとなります。もちろん、台湾の公証役場での手続きなど病院外でも当院スタッフ常に付き添いますので、ご安心ください。

卵子提供治療の流れは大きく以下の4つのステップになります。

当院での一般的な卵子提供治療の流れ
当院での一般的な卵子提供治療の流れ
1.登録→2.初診→3.ドナーとのマッチング→4.移植

◇登録
メールで直接当院に連絡、あるいは公式サイトからのWeb登録を行います。
その後、当院スタッフから準備が必要な書類や今後の流れなどをご連絡いたします。
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水曜日, 10月 25, 2017

57歳で母親に、33年間の努力の結晶

昨日の午後かかってきた一本の電話、電話の向こうからはHさんの「先生、無事出産しました。母子ともに健康です!」という声が。

これを聞いた私はとても興奮して、すぐにセンターの同僚たちに知らせました。
この朗報に院内でどっと歓声が沸き起こりました。
Hさんを特別扱いしているわけではなく、彼女の決心と意志の強さに感銘を受けたからです。

ある日の午後、50歳を超えたであろう一人のご婦人が診察を受けに来ました。
私は、年齢からしておそらく婦人科の病気か更年期障害の問題で受診したのだろうと思いました。

私は初診では特に注意してカルテの詳細を確認します。
「え?不妊症?」50歳以上で不妊症で受診する患者は滅多にいませんが、このHさんはもう56歳でした。
とても素直で誠実そうなこのご婦人は、はっきりとこう言いました。

「こちらの病院で卵子提供を受けることができると聞いたので、受けてみたいんです。」

私は卵子提供の流れを説明し、彼女の年齢で妊娠した場合に健康へどのような影響があるか、また最も重要な子供への教育の問題についても話をしました。

彼女は私の一字一句をとても真剣に聞いていました。私は説明をしながら、彼女は本当に治療を受けるのだろうか、ただ話を聞きに来ただけではないかと疑問に思っていました。

ラボの担当者と相談した後に分かったのは、Hさんは若い時に子供ができず、治療に100万元(台湾ドル)近くもかけていろいろな方法を試したにもかかわらず、どれも成功しなかったそうなのです。

何年か体を休めた後、子供を授かりたいという希望が再燃しましたが、この年齢では卵子提供を受けるしかないということをよく分かっていました。

その後何か月か経ち、彼女は卵子提供のマッチングを受けて1回目の治療を開始しました。
残念なことに、この時は失敗に終わりました。彼女はそれでも諦めず、「まあ、本当に申し訳ないわ。せっかくいただいた卵子を台無しにしてしまって!」と半分冗談を言うほどでした。

彼女は失敗してもいつもユーモアあふれる前向きな態度でそれに向き合い、また積極的に2回目、3回目の治療を受けました。

私たちは、高齢妊婦になろうと一心にがんばっているこのHさんへの見方が完全に変わり、彼女の決心と意志の強さを誰も疑うことはありませんでした。


Hさんは毎回ほとんど一人で来院していました。
精子を採取する当日だけ、ご主人と会うことができました。ご主人は寡黙ながらもHさんを支えていました。

ご夫婦の暮らし向きは大変良い、というわけではありませんでしたが、それでもできる限りの治療をするお考えのようでした。

3回目の治療の時、Hさんはすでに57歳になっていました。
現在の人工生殖法は治療を受ける年齢に制限を設けていませんが、正直に言うと、私は彼らの夢の実現を手助けしてよいものかどうか迷ったことがありました。

このような高齢の方が妊婦となった場合、他の人よりも妊娠・出産へのリスクは大きくなります。
また彼らの子供への教育の問題もあります。子供が20歳になる頃、父親はもう80歳の高齢です。このような家庭が正常と言えるのだろうか?と悩みもしました。

しかし、別の角度から見ると、未婚で妊娠して子供を育てられずに捨ててしまうような若い母親に比べれば、切実に子供を欲しがっている57歳の母親の方がよっぽど母親としての資格があるのではないだろうかとも思ったのです。

Hさんは堅い意志を持って我々の協力を受け、そしてたくさんの人に祝福されながら、ついに3回目の治療で双子を妊娠することに成功しました。

妊娠期間中は、前置胎盤が見られた以外は、幸いに特別な問題もなく無事に8か月目を迎えました。
8か月目に入ると、今度は全身がひどい浮腫みに襲われ、血圧も上がり始めました。これにより肝臓、腎臓の機能も影響を受け、子癇前症の症状も出てきていたため、流産防止のため入院して安静を保つことにしました。

ただ、Hさんはとても「要求の多い」患者さんで、入院2日目でもう退院したいと言い出しました。

「王先生、私は大丈夫ですよ。赤ちゃんが健康だったらそれでいいんです。
大人は体調が悪いと言うことができるけど、赤ちゃんは言えないでしょう。
できるだけお腹の中に長くいてもらいたいんです。それにお店のこともあるし」

私は毎回の回診でHさんにその時の身体の状況がどれだけ危険であるか、また退院したらどれだけのリスクがあるのかを懇々と説明しなければなりませんでした。

医師から看護士、事務員まで、センターの同僚みんながHさんのことを心配してお見舞いに行きました。そしてみんなの説得が功を奏し、Hさんは1週間の入院後、メディカルセンターへ転院し、その後無事に出産することができました。

電話で出産の報告を聞いた時、私はHさんが心の底から喜んでいることを実感しました。
母親になるという30年来の夢をついに手にしたHさんの喜びはどれだけのものか、はかり知れません。

しかし、これから彼女は二人の大切な赤ちゃんをどうやって育てていくかという問題に対峙しなければなりません。また、他人からの好奇の目に晒されることもあるかもしれません。

それでも、私はHさんの夢を実現するお手伝いができたことをとても光栄に思っています。



私や他の全ての同僚たちも、彼女の勇気、決心、そして不屈の精神に深く感動しました。Hさんの家族皆さんのお幸せを心より祈っています。

王懷麟医師 2008年執筆



 
このエピソードをもとにした動画です。 後半には、実際に57歳で双子を出産されたHさんが登場して体験談を語ってくれています。
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卵子提供~ドナーとご夫婦をつなぐ絆-2

こんにちは、コウノトリ生殖医療センターです。

本日も卵子提供ドナーから治療を受けるご夫婦に送られたメッセージをご紹介します。長い間不妊治療を続けてこられた奥様に対する気遣いの言葉がこめられた、優しいお手紙です。
卵子提供ドナーからご夫婦へのメッセージ
"私が採卵にかけた時間は数週間ですが、あなたはずっと頑張り続けてきたのでしょうね。
あなたが、赤ちゃんを授かれることを心から願っています。

排卵誘発の注射は簡単ではなかったけど、誰かの夢を叶える手伝いが出来るのは本当に素敵なことだと思います。

私にとっては使っていない卵子を提供するだけでも、それで他の誰かの家庭が幸せになるのですね。

どうか、元気なお子さんが生まれますように!"
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火曜日, 10月 24, 2017

プレゼントをいただきました!

当院、コウノトリ生殖医療センターは台湾にある不妊治療専門のクリニックです。1992年の開院から25年が経過し、今では海外からも沢山の方が治療にいらっしゃいます。

私達が勤務している海外サービスセンターには、毎日色々な国の方からのメールが届きます。初産の高齢化や不妊の深刻化は、世界の多くの国での共通の悩みのようです。

台湾に住んでる患者様であれば、直接お会いしたりお電話で話したりできるのですが、海外にお住まいの方とは基本的にメールでのやりとりとなります。

当院は担当制ですので、初めてのお問い合わせから初診で台湾にいらっしゃる日までのメールの数は数十通は当たり前。時には百通を超えるメールをやりとりすることもあります。

まるで文通をしているか友達になったみたいに、近況を報告しあう仲になることもあります。そんな方と台湾で初めてお会いするのは、何か特別な瞬間のようで私達も期待と緊張でいっぱいです。

時には、ご夫婦からスタッフに気持ちのこもったプレゼントをいただくことも有ります。
もちろん、治療の面で特別扱いはしませんが、どうかご夫婦の願いが叶うようにと、我がことのように心から幸せを祈ってしまいます。

これは、ある奥様が移植の日にスタッフに手渡ししてくれた贈り物です。




”親愛なるMindyへ,

今まで会うことはなかったけど、すっと応援して支えてくれて本当にありがとう。長い間お世話になったお礼に、このプレゼントを贈ります。
どうぞ、受け取ってください。これからの幸せをお祈りしています。”

彼女は今、妊娠中です。これかも順調に、無事にお母さんになれることを祈っています!

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卵子提供~ドナーとご夫婦をつなぐ絆

台湾の法律により、卵子提供/精子提供のドナーとご夫婦はお互いに顔を見ることも直接連絡を取り合うこともできません。

そこで、当院ではドナーとご夫婦の間でコウノトリ生殖医療センターが仲介をする形でメッセージや贈り物のやりとりをしていただいています。

今年の初めに、赤ちゃんの誕生を知ったドナーからご夫婦にメッセージが届きました。

卵子提供ドナーからご夫婦へのメッセージ
卵子提供ドナーからご夫婦へのメッセージ

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台湾で卵子提供ドナーになるための資格は?

台湾には、日本と同様に善意を形にするための様々な制度があります。
衣類の寄付や募金などを通して、それを必要とする人を助けることができます。
進歩した医療技術により、献血や骨髄ドナー、臓器ドナーなどを通して誰かの命を救う手助けもできます。

では、長年に渡り不妊治療を続けて心身ともに疲れ果ててしまったご夫婦に、何かできることはあるでしょうか?


一部の病気や免疫上の問題をかかえる方などを除き、一般的な不妊治療の最終段階では、高齢化や卵巣機能の衰退、卵子の質や量の低下、染色体異常率の上昇により成功率が低下していきます。
これは、直視しなければいけない現実です。
 
しかし、この時に善意のドナーから若く質の良い卵子の提供を受けて卵子提供治療に入ることができれば、不妊に悩み続けていたご夫婦も子供を抱くことができ、子供がいる家庭を持つという夢をかなえることができます。

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木曜日, 10月 19, 2017

NHK「あさイチ」で台湾卵子提供が紹介されました


NHK「あさイチ」で台湾の卵子提供治療に関する特集が放送されました。

アジアで最大の卵子バンクを持つ当院、コウノトリ生殖医療センターも取材を通してご協力させていただきました。

番組では、台湾での卵子提供を受ける日本人が急増していると報道しています。

当院は、当然ですが台湾人の患者様の割合が最も多く、次いで中国語圏の他地域やアジアの患者様となっています。日本からいらっしゃる方も少しずつ増えており、この2年間で移植をした1817回の内88回が日本の方です。

日本では一般的とは言えない治療方法であり、費用も決して安価ではございません。当院の説明会やWEBサイトを通して、治療内容についての理解を深めていただき、正しい知識を持って納得をしていただいた上で後悔のない選択をしていただければと考えております。
同時に、番組が日本国内における卵子提供への議論が深まるきっかけになればと願っております。

その他、メディア情報はこちら

子宝ねっとさんのコウノトリ紹介ページがパワーアップしました!

ジネコさんに頼院長のインタビューが掲載されました

当院については、こちらをご覧ください

コウノトリ生殖医療センターについて
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子宝ねっとさんのコウノトリ紹介ページがパワーアップしました!

日本の不妊治療情報サイト「子宝ねっと」さんに掲載している、コウノトリ生殖医療センターの紹介ページがパワーアップしました!



なぜ近年、台湾の卵子提供が各国の患者様から支持を得ているのか、アメリカやヨーロッパ、他のアジア諸国と比べて、違いはどこにあるのか。

1992年から四半世紀にわたり台湾で不妊治療を続けている当院の歴史や理念、医療体制や成功率、当院で卵子提供を受けた日本の方の体験談の紹介、ちょっとわかりにくいコウノトリ四大クラウドサービスって何??
などなどを賴興華院長の写真をふんだんに使ってご紹介しています!!
是非一度ご覧くださいね。
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卵子提供ドナーの採卵治療

今回も、引き続き当院コウノトリ生殖医療センターの卵子提供ドナーについてご紹介いたします。
本日は、ドナーの登録から採卵までの流れについてです。

卵子提供ドナーの登録から採卵まで


 卵子提供ドナーの採卵までの流れ
卵子提供ドナーの採卵までの流れ


 Step1 審査
コウノトリでドナー登録を希望するドナーは必ず電話での聞き取り、面接、医師の問診、健康検査の4段階の厳しい審査を行います。
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卵子提供ドナーの決定方法

前回のブログで、当院がドナー登録を受ける際の基準についてお話をしました。

卵子提供ドナーについて


今回は、治療を受けるご夫婦がドナーを決定する際の流れについてご説明します。

卵子提供ドナーの決定方法




卵子提供による治療を始める際に、ご夫婦からドナーに対する希望条件を伺います。
いただいた希望条件を参考に、ご夫婦と血液型、種族、皮膚の色が適合するドナーが優先的に選ばれます。

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卵子提供ドナーについて

卵子提供ドナーについて

不妊に悩むご夫婦のため、卵子の提供をしてくれる女性。
心優しいドナーの方々に対して、当院は常に感謝の気持ちを忘れてはおりません。

しかし、同時に当院は卵子の提供を受けるご夫婦のためにも、ドナー登録を希望する女性に対して厳しく健康検査や面談を実施しています。

当院には毎年3,000名を越すドナー登録希望の申請がありますが、実際に当院のドナーに登録できるのは15%程度です。

では、当院はどの様な基準でドナー登録をしているのでしょうか?

台湾における生殖医療は「人工生殖法」という法律に則って管理運営がされています。

人工生殖法の第2章第7条、第8条、第10条の規定により、以下の条件を満たさなければ卵子提供ドナーにはなれません。

1.20歳以上、40歳未満の女性
2.検査や調査により、以下の項目を満たしていること
(一)一般的な心理状態、および生理が正常であること
(二)家族や本人、四親等内の血族に遺伝性疾患の記録がないこと
(三)健康を妨げる遺伝性疾患や感染性疾患を有していないこと
(四)その他管轄機関の定めた事項を満たしていること
3.ドナーは無償とする
4.過去に卵子提供をしていないこと、あるいは過去に卵子提供をした際の卵子が出産に至らず、その卵子が残っていないこと

コウノトリ生殖医療センターでは、ドナーの年齢制限を更に厳しく設定しています。
当院のドナーのは、ほぼ全てが20代です。

また、これらの法律に規定された検査項目に加えて更にいくつかを独自に審査基準として設けています。




その中でも特に重要な項目がAMH「アンチミューラリアンホルモン」という項目です。
AMHは卵巣内の卵子の在庫数を予測する際の参考となるホルモンとなり、ドナーとなる際に一番重要な採卵数の目安となります。

卵子の在庫量を知りましょう~AMH(アンチミューラリアンホルモン)~

年齢と共に減少する数値ではありますが個人差があり、若い女性であっても卵巣機能の早期衰退が見られる場合もあります。排卵促進用の薬の量や種類を決める上でも大事な指標となります。

上記の検査項目以外にも、医師やドナー担当との複数回の面談を行い、喫煙習慣の有無や、アルコール依存、薬物の使用歴等を確認します。

どれだけ検査結果が良好でも薬物の使用歴がある方などは、当院のドナーになることはできません。

これらの厳格な検査は全て、ご夫婦が安心して卵子提供を受けられるようにと願って実施しています。
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水曜日, 10月 18, 2017

卵子提供について

前回のブログで、卵子の老化が引き起こす染色体異常率の上昇について説明をしました。

女性の年齢と妊娠率の低下について

現在の医療技術で、年齢による卵子の老化を止める方法はありません。
不妊治療において卵子の老化を回避する手段の一つが、若く健康なドナーの卵子を用いた卵子提供による治療です。

卵子提供とは


卵子提供とは
卵子提供とは
若いドナーから採卵した卵子と、ご主人の精子を体外受精して受精卵を作り、胚盤胞になるまで培養をしてから奥様の子宮に移植します。

この治療により卵子の老化が原因で発生する妊娠率の低下や流産率の上昇を回避することが可能です。
年代別&卵子提供による妊娠率と出産率
年代別&卵子提供による妊娠率と出産率

こちらは、当院コウノトリ生殖医療センターの各年代別の妊娠率と出産率のデータです。一番右のグラフが卵子提供を受けた患者様の成績です。

卵子提供を受けた患者様の年代は概ね40代以上の高齢の患者様ですが、通常の体外受精に比べて妊娠率/出産率共に大きく改善しております。

当院では比較的高齢の患者様が不妊治療で来院された場合は、年齢による不妊への影響を説明した後、初めから自己卵子による体外受精と卵子提供による治療の方法を患者様にご紹介いたします。

台湾では10年前の2007年に「人工生殖法」という生殖医療に関する法律が制定されました。この法律の規定に則り、卵子提供や精子提供治療が行われています。

つまり、この10年以内に不妊治療を始められたご夫婦にとっては、第三者からの生殖細胞の提供による治療が初めから治療のステップ、選択肢として存在していたことになります。

卵子を提供するドナーになること、卵子提供を受けて治療をすること、それぞれに対する国民の意識は日本とは大きく異なるかもしれませんね。
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女性の年齢と妊娠率の低下の関係

一般的に、女性は高齢になるほど妊娠率/出産率が低下していきます。

その原因の一つが、卵子の老化が引き起こす染色体異常にあります。
常に新しい精子が作られる男性と違い、女性は生まれた時点で卵巣の中に一生分の卵子を持っています。

その数は年齢の経過と共に減少していき、新たに卵子が作られることはありません。
女性の卵巣は卵子を作る場所ではなく、卵子を保存している場所と言えます。

卵巣の中の卵子は女性と共に年齢を重ねていきます。20歳の時に排卵した卵子は女性と同じ20年が経過した卵子、30歳の時に排卵した卵子は30年が経過した卵子ということになります。
この年月の経過により、卵子の質が低下することで染色体異常を引き起こします。


女性の年齢と卵子の染色体異常率
女性の年齢と卵子の染色体異常率
こちらは、女性の年齢と卵子の染色体異常率、出産率、流産率を示したグラフです。
35歳を過ぎた頃から染色体異常率と流産率が上昇を開始し、それに伴い出産率が低下していきます。

40歳では卵子の50%に異常が見られます。仮に10個の卵子が採卵できたとしても、その内5個は異常な卵子である可能性が高いことになります。

40歳を過ぎた方が体外受精を繰り返しても結果が出ない原因は、この卵子の老化が引き起こす染色体異常にあります。


女性の年齢と妊娠率/出産率
女性の年齢と妊娠率/出産率
このグラフは日本の厚生労働省にあたる台湾の衛生福利部発行の白書による、女性の年齢と妊娠率/出産率の相関図です。

35歳を過ぎると顕著な下降が見られ、43歳では5%まで低下しています。
つまり、この年齢での体外受精はわずか5%の成功率の治療を続けていることになります。
38歳の時点でも、既に20%を下回る確率の治療となっています。

台湾では卵子の老化による妊娠率の低下を考慮し、高齢の患者様に対しては若いドナーの健康な卵子を用いた卵子提供治療を提案しています。

次回は、卵子提供治療についてご説明いたします。
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プロフィール


送子鳥(コウノトリ)生殖医療センター
新竹本院
住所:新竹市忠孝路80號
電話:+886-3-573-5292
メール:jp_service@icryobank.com
Line@:@kounotori_jp

院内の様子

リンク

人工生殖施行結果分析報告
-台湾衛生福利部2018年発行

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