金曜日, 12月 01, 2017

移植前の検査-子宮頚部生検

卵子提供による胚盤胞移植前の検査-子宮頚部生検

女性の生殖器官における炎症は膣炎、子宮頸管炎、卵管炎、そして骨盤腹膜炎などです。継続的な炎症合は、生殖機能に影響を与えることがあります。例えば子宮内膜ポリープや卵管の癒着、閉塞、水腫などの症状です。
慢性的な症状は妊娠率を下げると共に、子宮外妊娠の原因となってしまうこともありますが、早期に発見をして治療を行えば問題はありません。
また、胚盤胞移植をする際にも細菌や炎症の原因となる物質が存在していると、胚盤胞に悪い影響を与え流産や胎児の死亡の原因となることもあります。




感染症で良く見られるのは、クラミジア、細菌、ヒトパピローマウィルスです。コウノトリ生殖医療センターでは、この三種を同時に確認できる"子宮頚部生検(3 in 1)"検査を実施しています。
この検査は出産率を高めるためと同時に、これから産まれてくる赤ちゃんを守るための検査でもあります。


 子宮頚部生検(3 in 1)

検査のタイミング
生理終了後から排卵の前まで、生理の11日目までの間に実施。

検査方法
無菌の綿棒で子宮頚部の検体を採取します。採取した検体は培養検査、あるいはポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法という方法で検査を行います。
同時に薬物感受性試験も行い,効果的な抗生物質の調査も行います。

検査結果
検査結果は1~2週間程度でわかります。

1. 子宮頸管細菌培養(Cervical Discharge Culture):
正常な状態では、女性の頚部は身体を守る菌の働きで保護されています。しかし、免疫力が低下している時には,身体に悪影響を与える細菌が繁殖してしまうことがあります。
バクテリアやカビ等が生殖器官の炎症の原因となります。

主な細菌として酵母菌(Yeast)、グラム陽性菌(Gram-positive bacilli,GPB)、大腸菌(E. coli)、レンサ球菌(Streptococcus)、ブドウ球菌(Staphylococcus)等があります。
治療方法は、原因に応じて薬の服用や薬剤の膣内投与、抗生物質の投与を行います。


2. クラミジア DNA検査(Chlamydia DNA):
クラミジアは骨盤腹膜炎の原因となります。症状が重くなると卵管の閉塞や癒着の原因にもなります。

クラミジアは性行為により感染します。感染を確認した場合,パートナーと一緒に検査を受けて治療を行うことをおすすめします。また性行為の際には安全のためにコンドームを使用しましょう。

クラミジアに感染した場合の治療には時間がかかります。ご夫婦双方が7~14日間程度の間抗生物質を服用する必要があります。根気強く治療にあたり、薬の服用を途中で止めてはいけません。


3. ヒトパピローマウィルス検査 (Human Papilloma Virus HPV DNA typing):
危険度の低い区分(型6、11、42、43、44...等)危険度の高い区分(型16、18、31、33、45、51、52、56...等)。
感染をしてしまった場合、毎年定期的に子宮頚部の検査を行いましょう。規則正しい生活をして十分な睡眠時間と運動の習慣を持ち、免疫力を高めましょう。
感染をしていない人は、『子宮頸がんワクチン』を摂取し予防に努めましょう。

日常生活では締め付けの少ない 衣類を身につけ、デリケートゾーンの通気性を保ち、また膣内の洗い過ぎには注意しましょう。
甘い物を食べ過ぎず、ヨーグルトなどで善玉菌を多く摂りましょう。女性向けの乳酸菌製品を摂取して体内環境を整えることも役立ちます。
最高の予防法は健康な生活を送り免疫力を高めることです。また、感染のリスクを下げるため、胚盤胞移植の前後は入浴や温泉などは避けてください。

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プロフィール


送子鳥(コウノトリ)生殖医療センター
新竹本院
住所:新竹市忠孝路80號
電話:+886-3-573-5292
メール:jp_service@icryobank.com
Line@:@kounotori_jp

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人工生殖施行結果分析報告
-台湾衛生福利部2018年発行

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