水曜日, 3月 07, 2018

男性不妊-非閉塞性無精子症

男性不妊の中で、比較的多く見られるのが精子数の不足です。
活動率不足や形体異常の比率も高く、精子の品質不足を代表する項目となっています。
現在ではICSIやIMSIと言った顕微授精の技術を用いることで良好な精子を選んで受精に進むことができます。
そうすれば、高確率で受精に成功して胚盤胞移植を行いお子様を授かることができます。


無精子症は治療が困難な男性不妊症と言えます。
発生率は約0.5%で、無精子症(Azoospermia)は閉塞型(Obstructive)と非閉塞型(Non-obstructive)の二種類に分けられます。
特に非閉塞型の無精子症は重い症状となります。


閉塞性無精子症:睾丸の精子製造能力は正常ですが、排出する際の経路の閉塞や欠損により精子が正常に排出されません。
精管閉塞や逆行性射精、先天性精管欠損、結紮、精巣上体あるいは精管の炎症、前立腺あるいは精嚢の炎症、外傷や手術による影響などがあります。

この症例の患者は治療により、精巣上体や睾丸からの採精手術、またはFine needle aspirationを用いて精子を取り出すことができます。



非閉塞性無精子症:精子の製造能力に異常があり、以下が原因として考えられます。

1.性ホルモンの不足 (睾丸の異常)、先天性の染色体異常(患者全体の約10%)。例:Klinefelter's syndrome (47XXY) あるいはY染色体の欠損。

2.生殖機能の障害、例:精巣上体炎や精巣炎、停留精巣、放射線治療や化学治療による睾丸機能の喪失、あるいは生殖細胞の発育停滞。

3.脳下垂体が分泌する性腺刺激ホルモンの不足、例:プロラクチンの過剰、男性ホルモン不足、視床下部の異常など。

4.睾丸の傷や感染、糖尿病などによる睾丸の萎縮。

5.それ以外の約70%の非閉塞性無精子症患者は、遺伝上の欠失などが見当たらず原因は不明となっています。

ホルモン異常による無精子症の場合は、ホルモン薬の服用や注射を行います。
それにより睾丸が正常な刺激を受け取り、精子の製造が改善することがあります。


一部の患者は精巣上体や睾丸からの精子の採取、あるいは顕微鏡下精巣内精子採取術 (Micro TESE)により50~60%の確率で精子を採取することが可能です。
手術の結果精子の採取量が不足していたり、精子の活動率が良くない場合はICSIあるいはIMSIによる顕微授精を推奨しています。

採精手術の際、採取した組織の中の精子の分布は均一ではありません。
そのため、組織から精子が採取できない可能性もあります。
もし、手術当日に精子が見つからない場合は、奥様から採取した卵子は凍結保存をします。
万が一、採取した精子の活動率が悪い、卵子との受精状況が思わしくない、あるいは胚盤胞の発育不良、または先天性無精子症や睾丸の重篤な萎縮が見られる場合などは、精子提供による治療も選択肢となります。

こちらもご参照ください。

Social Profiles

Twitter Facebook Google Plus

卵子提供説明会

2019年卵子提供 福岡説明会のお申し込み開始

2019年卵子提供 説明会のお申し込みサイトをオープンしました。 お申込みはこちらから⇩⇩⇩ https://jp.icryobank.com/japanseminar/ お申し込みの際は、氏名、電話番号、メールアドレスお間違いないようご確認のうえ、お申し込みくださいま...

プロフィール


送子鳥(コウノトリ)生殖医療センター
新竹本院
住所:新竹市忠孝路80號
電話:+886-3-573-5292
メール:jp_service@icryobank.com
Line@:@kounotori_jp

院内の様子

リンク

人工生殖施行結果分析報告
-台湾衛生福利部2018年発行

Copyright © 台湾卵子提供-コウノトリ生殖医療センター | Powered by Blogger
Design by Lizard Themes | Blogger Theme by Lasantha - PremiumBloggerTemplates.com