木曜日, 6月 28, 2018

母親から娘への大切な贈り物~卵子の凍結保存で未来に希望を託しましょう

こんにちは、コウノトリ生殖医療センターです。
今日は、院長の手記の中から少し特別な患者様のお話をご紹介いたします。


女の子がいる家庭では、娘が将来幸せな家庭を築けるようにという願い以外にどんな心配があるでしょうか?
もし、不幸にも卵巣の腫瘍や妊娠する能力の喪失などが起きてしまった場合、彼女のために何ができるでしょうか。
幸福になるためにとても大切な「卵子」を助けることはできるでしょうか?



その女の子は「彼女」にとって最も重要な存在でした。
昨年の母の日の前日に彼女が初診で訪れた際、真っ先に自分を覚えているかと聞かれました。
彼女は何年も前に知り合っていた友人だったのです。
しかし、その時はすぐに思い出せず困惑をしてしまいました。
彼女に促されてカルテの名前をもう一度見た時に、私はとても驚きました。
夏休みのアルバイトで知り合い、かれこれ37年近く会っていなかった友人だったのです。
目の前にいるのは、当時若く美しくて皆から愛された女の子でした。


その時彼女はまだ中学3年生でしたが、光陰矢のごとし、彼女には既に24歳の娘がいました。
結婚適齢期ですが学業の道に進んでいる彼女の娘は、中学3年の時に卵巣に11cm程の腫瘍が見つかり、片側の卵巣を切除しなければいけませんでした。
3年後に再発してもう1度手術を行いました。昨年にも1度手術をしていました。
まだ修士課程1年目の彼女は手術の後、卵巣機能がほとんど残っていない事を告げられました。
8年間の3回の手術で卵巣機能の重大な衰退が発生していた娘の卵子の保存が、彼女が病院に来た目的でした。


卵子が女性にとってどれだけ大切かは、母親が一番理解しています。
しかし、遠方に進学した娘は夏休みと冬休みしか時間が取れず、娘には本当に卵子の凍結が必要か葛藤していました。
どこで保存をすれば良いのか、まだ恋人がいたことがなくても大丈夫なのか、どう説明すれば娘が受け入れてくれるのか…更に一番心配しているのは、いくつの卵子を凍結保存できるか、いくつ採卵すれば足りるかです。


卵巣機能が衰退していても、生理は毎月しっかりとやってきます。
男性経験のない彼女は膣からの採卵を受け入れられるでしょうか?
彼女は既に成人で自分で決断できる年齢です。
しかし、私は母親にも「内診同意書」へのサインをお願いしました。
最初の排卵誘発では2個の卵子が取れ、その内1つが凍結可能な状態まで成熟しました。
2ヵ月後の2回目の採卵では5個の卵子から4個の成熟卵子が育ちました。
2回の採卵を行いましたが、使用可能な卵子は5個しか取れませんでした。
私が目標にしていた10個からは程遠く、不足分の採卵は次の冬休みを使って完了する予定です。


人は皆、心の中に一番大切な人がいると思います。
あなたは、一番大切な人のために何を大事にしていますか?
娘は彼女にとって一番大切な存在でした。
既に閉経を迎えている彼女は、娘の卵子を大事にしてあげたいと願い、娘の未来から希望と自身が失われないように準備をしています。
母親の子供に対する愛情というのは、伝わりにくいものです。
彼女は自分自身の女性としての経験から、娘の未来を心配しています。
その親心はあたかも一枚のセーターのようで、寒い日になると私達はその存在を思い出し感謝します。
しかし、暖かい日々の中では私たちはそれを忘れてしまいます。

冬休みが来ると、もう間もなく新年です。
大晦日に家族で食事をしている時、あなたは母親にとって一番大切な存在です。

まだ結婚していないあなたは、母親からの言葉にはしない愛情を考えたことがありますか?
もし、母親があなたにとっても大切な人なら彼女と自分のために何を大事にしたいですか?

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送子鳥(コウノトリ)生殖医療センター
新竹本院
住所:新竹市忠孝路80號
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-台湾衛生福利部2018年発行

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