卵子提供

 卵子提供による不妊治療とは

卵子提供とは、ドナーの卵子とご主人から採取した精子を体外受精して奥様の子宮に胚移植をする不妊治療のことです。
卵子提供とは

高齢女性の不妊の原因として良く見られる、「卵子の老化」による染色体異常などの発生を避ける医療として、そして早発閉経やターナー症、放射線治療を受けたことなどで、ご自身の卵子での妊娠が困難な女性への治療方法として提供されています。


卵子提供の費用については、こちらをご覧ください。
卵子提供治療の費用


 台湾の卵子提供の特徴

台湾では、2007年に人工生殖法という法律が制定されました。
これにより第三者の生殖細胞(卵子/精子)を用いた体外受精が合法となり、国の管理化で運用されています。

国が管理をしていることで、ドナーの身元が保証され、ドナーとご夫婦の間に親族関係がないかも政府機関の手で確認が可能です。

また、将来ご夫婦の間に生まれたお子様のご結婚相手が、ドナー自身のお子様や親族でないかを政府機関を通して確認することも可能です。

こうした卵子提供、精子提供で起こりうるリスクに対応ができるのは国が管理をしている台湾ならではの特徴です。


 当院の卵子提供の特徴

当院は人工生殖法が施行された2007年から卵子提供に携わり、今ではアジア最大の卵子バンクを備えております。

日本の厚生労働省にあたる台湾の衛生福利部が、国内の人工生殖治療に関する統計を公表しています。
それによれば2015年に台湾全国で1274件の卵子提供が実施され、その内の591件は当院コウノトリ生殖医療センターで実施されました。
2016年には929件の卵子提供を行いました。
台湾で実施されている卵子提供の50%は当院で行われております。四半世紀に渡り積み重ねた成功率の高さから、多くのご夫婦からお選びいただいております。
また、卵子提供以外の治療も含めれば当院は毎年1000件以上の海外からの患者様の受け入れ実績がございます。

台湾で、これほどの経験を持つ医師や培養士、そして実績を持つ病院は他にありません。

 当院のドナーの特徴

前述の人工生殖法により、卵子提供ドナーを登録する際に実施する検査項目が定められています。
それは主に「健康面」を考慮し、子供が先天的な異常を持って産まれてくることがないよう配慮をした検査項目となります。
しかし、当院では更に厳しく「治療の成功率」を更に高めることに着眼した検査項目を独自に実施しています。

このため、当院に応募をしたドナーの審査通過率は7.5%以下と非常に低い数値となっています。この厳しい審査を通過したドナーだからこそ、当院の卵子提供は高い成功率を保っています。

 卵子提供治療の流れ


海外の方が当院で卵子提供を受ける場合の流れ

メールで問い合わせ⇒書類準備⇒各種検査⇒初診⇒ドナーマッチング⇒政府審査⇒受精・培養⇒移植手術⇒日本のクリニックでの検査・心拍確認


メールで問い合わせ

まずは当院の海外サービス部門日本語担当(jp_service@icryobank.com)宛にメールでお問い合わせください。
治療の流れの説明や必要な検査などをご案内いたします。まだ治療をはじめるとは決めていない方も、お気軽にご相談ください。

書類準備

台湾は人工生殖法という法律の規定により、治療を受ける際にいくつかの書類を用意する必要があります。

・身分証明証
パスポートと日本の健康保険証、2種類の身分証明証の提出が必要となります。

・婚姻証明書
人工生殖法の規定により、卵子提供を受けられるのは法律に則した婚姻関係を有したご夫婦に限られます。
日本の市区町村にてご夫婦の婚姻関係が確認できる戸籍謄本を取得していただいた後、日本にある台北駐日経済文化代表処にて戸籍謄本の認証を受けてください。
認証を受けた戸籍謄本が婚姻証明書となります。

申請には戸籍謄本の原本とコピー、写真付きの身分証明書と、文書証明申請書(台北駐日経済文化代表処にて記入)が必要となります。発行にかかる費用は1,600円です。
※初診日から遡って、3か月以内に取得した証明書が必要となります。
※必要と判断された場合、本管轄内に住民登録をしていることが証明できる書類を要求される可能性があります。

詳しくは台北駐日経済文化代表処のWebサイトをご確認ください。


・四親等表
予期せぬ近親間での出産を避けるため、卵子提供をするドナーと提供を受ける側の男性の間に近親関係がないかを確認いたします。

当院からお渡しする所定の書式に記入をしていただくだけですので、親族の戸籍謄本などをご用意いただく必要はございません。
台湾卵子提供で記入が必要な四親等表

ドナーと提供を受ける側の近親関係の調査が目的ですので、台湾国籍の方が卵子提供を受ける際は、提出が必要な書類も多く、非常に厳しい審査が行われます。
しかし、台湾に親族のいない外国籍の方が審査を受ける際は、記入可能な項目が少なくても比較的に審査を通過しやすい傾向が見られます。

→こちらもご覧ください
台湾での卵子提供治療時に記入する四親等表について



・卵子提供同意書
卵子提供に関する各種注意事項や規定が書かれた同意書をお読みいただき、ご夫婦お二人に直筆で署名をしていただきます。

人工生殖法の規定により、身分証明証、婚姻証明書と合わせて卵子提供同意書を台湾各地の法定公証機関(公証役場)に持参し公証を受ける必要があります。

公証を受けた各種書類は政府に提出いたします。また、公証の際は必ずご夫婦お二人が揃って法定公証機関に行く必要があります。


各種検査

厳しい審査を通過したドナーの、若くて健康な卵子を使えば必ず高確率で妊娠できるというわけではありません。胚盤胞の移植を行う子宮の環境も重要となります。

当院では、移植を行う前に徹底した検査を行い不妊を引き起こす原因の有無を調べます。そして、その原因を排除して子宮環境を万全に整えた後に胚盤胞の移植を行います。
当院の卵子提供治療の成功率の高さは、この事前の子宮環境の調整と厳選したドナーの卵子を用いて培養をした胚盤胞の移植、この二つが支えています。

・子宮鏡検査
胚盤胞は子宮に移植いたします。
そのため、子宮内の環境が着床に適しているかは非常に重要です。子宮鏡による検査を行い、ポリープや筋腫等があれば除去が必要となります。

・卵管造影
卵子提供では、ドナーの卵子とご主人の精子を体外受精して奥様の子宮に移植します。
卵管の閉塞は一般的に受精や排卵に大きな影響を与えますが、体外受精であっても影響は皆無ではありません。
卵管に水腫がある場合、水腫が子宮内に逆流することで移植をした胚盤胞を流してしまうなどの影響があります。

・子宮頚部の検査
子宮頚部の検査はクラミジア、ヒトパピローマウィルス、子宮頚部細菌の3項目です。
胚盤胞を移植する際に子宮頚部を通過するため、必須の検査となります。
同時に子宮頚部は赤ちゃんが通る場所でもあるため、産まれてくる子供を守るための検査でもあります。

・自己免疫機能
通常は自身の身体を守る自己免疫機能ですが、一部の方の免疫機能は胚盤胞を攻撃して妊娠を妨げる可能性があります。
反復流産の経験がある方や、染色体が正常な胚盤胞を複数回移植しても妊娠にいたれなかった方は自己免疫疾患や甲状腺機能異常が疑われます。

ここまでの検査は、2年以内に検査を行い結果が正常であった場合は、検査結果を提出していただければ、改めての検査は不要です。

以下の検査は、初診時に必ず当院で実施いたします。
・血液型、エイズ、梅毒
ご夫婦の血液型、エイズ、梅毒の検査が必要です。

・精子検査
初診の際に、ご主人の採精を行い精子の状態を検査いたします。

全ての検査は、初診の際に当院で1日で検査を受けることも可能です。

初診

必要な書類と検査結果が揃いましたら、台湾での初診となります。

ご夫婦お二人での来院が必須となります。初診時に当院で検査を希望される方は生理の7-11日目にお越しください。
初診の際には、医師との問診、各種検査、ご主人の採精、法定公証機関での公証、各種手続き(同意書の記入やドナー希望条件のヒアリングなど)を行います。

台湾での滞在期間は概ね2-3泊となります。
前日に台湾に移動をして1泊、当日は午前中から初診を行い午後の遅い時間に終了、その日は台湾で1泊して翌日に帰国をされる方が多くいらっしゃいます。

また、新竹本院では初診の際に空港から当院までの送迎サービスと院内の宿泊施設への1泊無料サービスを提供しております。是非ご利用ください。


ドナーマッチング

初診の際に、ドナーの希望をヒアリングいたします。
人工生殖法の規定によりドナーの皮膚の色、血液型、民族(国籍)はお伝えすることが可能です。それ以外の外見的特長や生活習慣などで希望があれば担当者にお伝えください。
また、可能であれば奥様のお写真をお持ちいただければと思います。可能な限り、ご希望に沿うドナーをご紹介いたします。


政府審査

ドナー決定後、人工生殖法の規定に則り台湾政府に卵子提供治療実施の申請を行います。通常審査には1-2週間程度かかります。


受精・培養

政府の審査を通過後、ドナーの卵子とご主人の精子の受精が可能となります。
当院の体外受精はICSIあるいはIMSIとなります。
当院では通常5-6日目まで培養をした胚盤胞を用いて移植を行います。
培養結果をメールにてご連絡いたします。


移植手術

移植を希望される生理周期の1日目に当院までご連絡ください。
日本のクリニックでホルモン値と内膜の値を確認していただき、問題がなければ台湾での移植手術となります。
移植の際は奥様お一人での来院でも構いません。移植後は数日身体を安静にしてからの帰国を推奨しております。


日本のクリニックでの検査・心拍確認

帰国後は当院で処方した薬の服用を継続しながら、日本のクリニックでホルモン値の検査や心拍の確認をしていただきます。赤ちゃんの心拍が確認できましたら、その後は日本の産婦人科で検診や羊水検査などを実施していただきます。


当院へのお問い合わせは
電話:+886-3-573-5292
Mail:jp_service@icryobank.com
お気軽に日本語でお問い合わせください。

こちらもご覧ください。
当院の歴史
卵子提供治療の費用
日本説明会

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プロフィール


送子鳥(コウノトリ)生殖医療センター
新竹本院
住所:新竹市忠孝路80號
電話:+886-3-573-5292
メール:jp_service@icryobank.com
Line@:@kounotori_jp

院内の様子

リンク

人工生殖施行結果分析報告
-台湾衛生福利部2018年発行

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